ぐりとぐら みんなこんな本を読んできた ぐりとぐら
 
 
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ぐりとぐら ( なかがわ りえこ おおむら ゆりこ )

幸せってなんだったっけ?<BR>こんな風に思うこと、多々有る最近。<BR>けっして若いとはいえず、かといって<BR>成熟するまでいかない微妙な時期って有ると思います。<BR>そんなときこの本をひらくとなぜかホッとします。<BR>子供とは程遠い、自分のために持ちたい本の1冊です

この5つ星は私にとっての5つ星です。<BR>私が幼少の頃なのでもう○○年以上も前のお話です。<BR>当時経済的に余裕の無かった母は、お友達に頼み、<BR>スケッチブックにそっくりそのまま絵を描いてもらって<BR>私にプレゼントしてくれました。<BR>水彩絵の具できちんと色付けもしていて、<BR>うれしくて何度も読んでもらった記憶があります。<P>そんな事もあったので、子供には絶対に読んであげる本として<BR>ずーっと心にしまっておいたのですが、いざ読んでみると、あまりピンと<BR>こなかったみたい。<BR>自分の子供といえどもやはり違う人間。好みが違う事を実感させられました。

3歳の息子のリクエストで一番多いのは「ぐりとぐら」です。一度に4,5回連続で繰り返し読まされることもしばしば・・・。ぐりとぐらごっこで「かすてらづくり」も簡単にできるくらいです。しかし焼けたフライパンのふたを開ける瞬間の絵本の中にすいこまれた息子の輝いた目をみるのが親としては非常に楽しみで、何度でも読んであげてしまうものです。我が家では英語版「Guri & Gura」も併せて読んであげています。子供としてはどちらで読んでもらっても楽しさは変わらないようです。親としては両方使ったほうが気分転換にもなるので重宝しています。英語版も比較的簡単ですのでチェックされてみてはいかがですか。

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ぐりとぐら&nbsp;&nbsp;&nbsp;1963年に「こどものとも」誌上で発表されて以来、日本だけでなく世界各国で愛され続けるふたごの野ネズミ「ぐり」と「ぐら」のお話。 <blockquote> ぼくらの なまえは ぐりと ぐら<br> このよで いちばん すきなのは<br> おりょうりすること たべること<br> ぐり ぐら ぐり ぐら </blockquote> <br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;歌いながら森へでかけたぐりとぐら。大きなたまごを発見し「あさから ばんまで たべても、まだ のこるぐらいの おおきい かすてら」を焼くことにした。甘いにおいにつられて、森の動物たちが次々と集まってくる。「けちじゃないよ ぐりとぐら ごちそうするから まっていて」。さあ、できあがり。おなべのふたをとると、ふんわり黄色いかすてらが顔を出す。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;たまごが大きすぎて運べないなら、この場で作ろう。たまごのカラが残ったら、自動車を作って乗って帰ろう。次々と楽しいことを思いつき、軽やかに実行してみせるふたり。「(ぐりとぐらに)苦手なものはあるの?」という読者からの質問に、著者の中川李枝子は「失敗しても、間違っていても平気。やりなおせばいいもの」(『ぼくらのなまえはぐりとぐら 絵本「ぐりとぐら」のすべて』より)と答えている。ぐりとぐらの、この大らかな性格が、読み手の気持ちをやわらかくほぐしてくれる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;そして、誰もが夢中になるのはなんといってもあの「かすてら」。どれだけ時がたっても、甘い、幸せな記憶としてほかほかと胸に残る。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;「ぐりとぐら」は、本書以降シリーズ化されており、クリスマスや海水浴など、いろいろな場面でのふたりの活躍を見ることができる。(門倉紫麻)
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