怒った顔とセリフばかりのこの本、「教育上どうかな?」と思い、しばらく本棚で眠っていました。<BR>2才の息子の「いやいや」に嫌気がさしていたある日、ふとこの本を読み聞かせました。自分の怒りをありったけ込めて1冊読んだら、あらあら不思議、私の気持ちがすっきり!以来、子供の不機嫌から私の気持ちが煮詰まったときには、息子にこの本を読むようにしています。<P>「いいかげんにしなさい!」と私の言葉で怒るよりも、私の良心がとがめたり後悔したりすることもなく、上手くストレス解消できます。子供も、本の言葉を私の怒りと受けとめるようなことはなく、ただ面白い本を読んでもらって楽しい、という反応をしています。<P>せなけいこさんは、怒りやおばけなど裏の世界を絵本にする天才です!
こどもが何かにつけていやだいやだというので、この本を読み聞かせてあげます。そして、ほら、ルルちゅん泣いてるよ、みんな遊んでくれないよといって、言い聞かせています。娘が2歳の頃よく読んであげました<BR>本じたいは気に入っているようでした
挿絵はいやいやの怒った顔ばかり、いやだいやだの連発で親の私としてはこんな絵本を読んだらイジワルな子になっちゃうかな~と思ったのですが、意外や1歳8ヶ月の娘は多いに気に入ってしまったのでした。どうやらいやだ、いやだばかりのるるちゃんと同じように毎日いやだを連発する自分が重なって、ちょっといやだばかりの自分が客観視できて面白いみたい…挿絵も気に入ってる様子で親の好む絵本と子供が好きな絵本の違いを悟った1冊でした。