こんとあき みんなこんな本を読んできた こんとあき
 
 
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こんとあき ( 林 明子 )

可愛いぬいぐるみといえば、くまさん、うさぎさん・・etc<BR>なのに『なんでキツネさん・・???』と思ったパッと見の印象とは<BR>うらはらに、一度読むとキツネのぬいぐるみ『こん』が可愛くて仕方なくなりました。<BR>『こん』が生まれたばかりの赤ちゃん『あき』を初めて目にした時の<BR>描写や、どんな時でも自分がお兄ちゃんとなりあきを守ろうとする<P>けなげさに胸をうたれます。<BR>ドキドキする場面もあり、子どももいつの間にか夢中になっています。<BR>絵も一枚一枚本当に丹念に描かれていて、それを眺めるだけでも癒されるような優しい気持ちになります。<BR>子どもも大好きだけど、それ以上に母である私の宝物の絵本です。

こんはあきのたいせつにしているぬいぐるみですが、そんなふたりがおばあちゃんに会いにいくというお話です。やさしいタッチの絵と、ときにはハラハラすることもあるお話がマッチしていて、とても素敵な絵本です。自分にもこんのようなぬいぐるみがいてくれたらなあと思ったりもします。

この本は、私の一番好きな絵本です。英語版も手に入れました。初めて出会ったのは県内の公立図書館で、大きくなってもこの本の存在は決して忘れることのできないものでした。そして、ついに自分で買ったのです。絵もとても素敵なので是非読んでみてください!!!

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こんとあき&nbsp;&nbsp;&nbsp;「あき」のおもり役としておばあちゃんのところからやって来た、キツネのぬいぐるみの「こん」。あきが大きくなるにつれて、こんもだんだん古くなり、とうとう腕がほころびてしまった。「さきゅうまちに かえって おばあちゃんに なおしてもらってくる」というこんに、あきは「わたしもつれてって」。2人だけの、大冒険が始まった。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;しっぽを電車のドアにはさまれたり、犬に砂の中に埋められたり…。次々と大変な目にあっても「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言い続け、あきに心配をかけまいとする、こん。おばあちゃんの家を目指し、こんをおぶって広大な砂丘を必死に歩く、あき。互いを思いやるふたりの友情に、胸が熱くなる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;なんといっても魅力的なのは、こんのキャラクター。すいすいと電車に乗ったり、おいしい駅弁に詳しかったりと妙にたくましく、世慣れしているのがおかしい。そして、必死であきを守ろうとするけなげなその姿が、読み手の心をぎゅっとつかむ。(門倉紫麻)
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