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| はじめてであう すうがくの絵本 (1)
(
安野 光雅
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ウチの子どもは、算数の要素が取り入れられた絵本が好きで、といってもまだ保育園児なので何とも判断し難いところですが。数字を使っては簡単な計算をしたり、そしてオリガミで立方体や正四面体を作ったりするのに大変興味を持っています。<BR> そこで、算数にちなんだ子供向けの絵本等は無いものか探していたところ、偶然この本に出会い驚いているところです。絵がありとても分かりやすく、私もこのくらいだったら理解できるので大変助かっています。 我が家では、四十代の大人と、七歳の小学一年生と、六歳の自閉症児が、この本を熱心に読んでいます。大人は、数学の教科書の中で難しく書かれていたことを思い出して苦笑いしながら、一年生はうつくしいオモチャを眺めるように楽しみながら、自閉症児はただただ吸い込まれるように、絵本のページを眺めています。家族で長く楽しめる、すてきな本です。 「すうがく」を感じさせない、そして「すうがく」を遊びながら身に付けていく本です。面白くて何度も読み返す娘。大人が読んでも面白いですよ。
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