エルマーのぼうけん 3冊セット
(
ルース・スタイルス・ガネット
ルース・クリスマン・ガネット
)
ドラゴンはイマジネーションの世界に住んでいるもの。子供の心の中に住んでいて、いつも壮大な物語が始まっていくようなそんな物語です。大人が読んでも夢中になります。今度は、何処へ旅をして、どんな動物にあうのだろうかとドキドキさせられます。綴じ込みの地図が、旅のロマンと空想の世界を感じさせてくれます。
年中の息子は絵本を読んであげても、ほとんどは絵を眺めているだけなのですが、この本では挿絵程度に描いてある(といってもとってもかわいい絵なのですが)のでお話に集中します。「次はどうなるの??」とファンタジックなエルマーの冒険の様子に興味をもって、自分なりに空想の世界を描いているようです。<BR>そう言う意味で3冊セットで購入するにはおすすめな本です。
幼稚園の年長の子供が喜びました。『絵本』から『読み物』へと移行する時期に丁度良いと思います。適度に丁寧な挿絵もありますし、使われている言葉も子供が一人で読んでいても、理解出来る範囲の言葉だと思います。『夢』が一杯詰まったお話。ぜひ、読んであげて欲しい一冊です。
エルマーのぼうけん 3冊セット
↑ご購入はこちらからどうぞ。
 | ある雨の日、9つの男の子、エルマー・エレベーターは年とったのらねこから、かわいそうなりゅうの子どもの話を聞く。「どうぶつ島」に落ちてけがをし、野蛮な動物たちの虜になっていると。こうして、りゅうを助け出すエルマーの冒険が始まる。みかんの木が茂る「みかん島」へ、「ぴょんぴょこいわ」を渡り、いまだ誰も生きて帰って来たことがない「どうぶつ島」へ。たてがみを3つ編みにしてもらって喜ぶライオンやチューインガムの好きなトラなど、おっかないはずの猛獣たちがこれまたとんでもなくユニークで、実に愉快。りゅうを無事助け出した後もカナリア島で宝物を探し出したり(『エルマーとりゅう』)、人間たちに閉じ込められたりゅうの家族をそらいろ高原で助け出したり(『エルマーと16ぴきのりゅう』)、エルマーの知恵と勇気で、どの巻もぐんぐん盛り上がる楽しい冒険物語。黄色と空色のしま模様、真っ赤な角と目のりゅうをはじめ、自然や動物の美しい色彩が目の前に広がり、子どもたちの心の冒険地図が鮮やかに描かれていく。(平山イソラ) |
|