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そうだったのか!現代史 ( 池上 彰 )

『世界史の教科書の現代史の分野は、解かりにくいなぁ~・・。』と思っていた時に、先生が教えてくれたのがこの本です。文字ばかりじゃなくて、写真や地図も多いので読みやすい!解説もわかりやすいし、詳しいです。日々のニュースで耳にする世界の国の紛争やテロ、領土問題が、身近に感じられるようになると思います。

学校で習ったのは、現代史手前まで。現代史って祖父ぐらいの時代からこっちだから、本当は身近なはずだけど、あまり身近でなかった。この本は、子どもにもわかるように(つまり大人にもわかるように)背景を説明してくれたから、子どもとニュースについて話し合う良い機会になった。ぼんやりとしか知らなかった現代史を改めて見返して、人間について考えさせられました。一家に一冊。

本書は、第2次世界大戦後の国際政治の流れを変えたような出来事を説明したものである。例えば、湾岸戦争、朝鮮戦争、文化大革命、ソ連崩壊、などである。<P>それぞれについて、小話や図、写真等も多用しているので、非常に理解しやすい。高校の授業をサボってしまい、世界史をちゃんと勉強していない人にとっては、国際ニュースを理解するうえで、大切である。(自分自身も含めて)<P>ただ「歴史は解釈学」であるため、個々の歴史的事象の解釈に対しては個々人で反論があるかもしれない。

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そうだったのか!現代史「日々のニュースや、私たちが生きている現代のさまざまな出来事を理解するためには、その少し前の歴史を知る必要があるのです」(「はじめに」より)。本書は NHK「週刊こどもニュース」キャスターの池上彰が、大学生、新社会人に向けて第二次世界大戦後の歴史をやさしく解説した「現代史の入門書」だ。ただし入門書とあなどることなかれ。「中国と台湾はなぜ対立する?」「イスラエルが生まれ、戦争が始まった」「『ひとつのヨーロッパ』への夢」など、今日のニュースの背景を解く全18章は、「今さら人に聞けない」社会人にとっても救いの連続である。大戦後に生じた数々の争いを陰で操る大国、核戦争の縁に立った人類の危機…。現代史ゆえに、当時の軍事作戦が詳細かつ正確に記述されていたり、当事者の語った言葉そのものが書かれている点も興味深い。 <p>&nbsp;&nbsp;高校の歴史の先生を思い出させるわかりやすい語り口に加え、数多くの報道写真と図説で視覚に訴える作りは、まさにニュース・キャスターならでは。小見出しを多用したコンパクトな文章、人物や用語解説のミニコラムも便利。ただし地図に関しては、必要以上に大きかったり、不要と思われるものもあるなど工夫がほしいところだ。巻末の「もっと知りたい人のために」では、役立つ本やビデオが豊富に紹介されている。単なる専門書の羅列ではなく、おすすめスパイ小説、自伝、戦争取材ものなど、各章に関連してジャンルにこだわった選がうれしい。(岸田晴子)
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