聖書はカタカナが多い。外国の宗教の物だと敬遠されがちだが、この本は漢字が多い!!聖書の物語と日本の歴史に例えてうまくまとめてあるのですごい。(私は日本の歴史にはあまり興味がないが)聖書が国籍を問わないことを真摯に知らしめてくれる。筆者が語る「大いなる存在」が心に働きかけてきて深い感動を覚えました。続刊がすぐに楽しみになる一冊です。
著者は卓越した聖書・聖地知識、及び日本史知識を背景に、聖書を楽しく、読みやすい小説に仕立て上げている。聖書の時代や人物を、我等には馴染みの日本史上のそれと対比させるなど、著者のユニークな工夫が楽しく、かつ日本人には分かりやすい。読者は読み進むうちに、聖書理解にはいくつかの「つぼ」があることに気付かされ、難解な聖書理解の糸口を見出す。「聖書は読んでみたいが、むずかしくて...」と思われていた人には、まさに絶好の書である。
こういう歴史小説って、絶対途中で飽きると思ってたんだけど、これは徹夜しちゃうくらい面白かったです。<P>この本とは関係ないんですが・パールバック(「大地」の著者)の、 「ストーリーバイブル(聖書物語)」という本があるんだけど、<P>数ある聖書物語のなかでもこの本、<BR>すごくわかり易い、読みやすい、面白い~!!!<P>・・・残念ながらあまり知られてないんですが。<P>「小説聖書」のウ○ルターワゲ○ン(あれも読んだけど、なんか内容が熱くて引いちゃった。)<BR>など、他にも聖書物語って色々出てるけど、意訳すぎたり、難しすぎたり、作者の意見が強過ぎたり(押し付けがなしい)、だらだらと長すぎたり・・・<P>で、読んでて飽きてくるし結構疲れるのも多かったんですよね。勿論いい本もいっいあるとおもいますが。(あくまで私がいままで読んだ本に関してのコメンとということで・・。)<P>でもこの「日本人に贈る聖書物語」は、(私にとっては、)パールバックのと同じくらい分かり易かったな!!<P>・・・う~ん、でもそれだけじゃなく、何がそんなに良いかって、聖書そのものにひっぱられていく感じがするからすごい。<BR>あの長い聖書をちゃんと読みたいな~という気にさせられる。<P>実際パールバックのを読んでから、あの聖書読むようになったし、そしたら神様のすごさ(うまく表現できない)がもっと感じられた。<P>中川健一師のこの本も、そういう感じした。<BR>う~んおそるべし、中川健一。一般の本屋さんで見かけない顔だったのに。<BR>是非続編も出してほしいです。<P>普段聖書に慣れ親しんでな一般人にとって、<BR>読みやすいかどうか というのは、超重要ポイントだなと思うので・・・☆五つで!<P>ちなみに・・・・漫画「王家の紋章」が好きなので、時代背景を思い描くことができたのも楽しかった理由かも。あれってちょうど同じ位の時期だから。