親から子へ伝えられるべき様々な家事のコツや大切なしつけなどが、この本には沢山書かれています。出産後に読みましたが、子供を持つ立場になった今、とても参考になりました。今の時代にあって、とても新鮮な内容でした。「続」も一緒に購入されることをお勧めします。
いわゆる「奥様雑誌」の節約特集は、あまりにせこく、みみっちく、「貧しさ」と直面させられるみたいで読んでてつらい。さくらももこがどこかでくさしてた、「キュウリにハチミツかけて、あらメロンの味がする!」にどこか通じるものがある。顔をおおいたくなるような「手抜きのすすめ」もあって、一言で言えば「人の道」に外れている。<BR> <P> しかし、この本のレベルは高い。「クロワッサン」の特集記事や掲載される悩み事のレベルが「婦人の友」にはるかに及ばないこと以上に、それは明らかである。ここには「せこさ」の微塵もなく「シンプルさ」があり、「みみっちさ」のカケラもなく「合理性」が存在する。家事労働の達する高みがある。<BR> <P> しかし、この本のレベルは高い。すべての人にこのレベルを要求するのは酷な話だ。世の中には「私もダンナじゃなくて嫁さんが欲しかったんだ」と言えなかったばっかりに、今では「主婦バッシング」で糊口を凌いでいる人もいる。<BR> <BR> しかし、すべての生活者にこの本は役に立つ。この本のレベルは高いが、すべてを実行に移せなくてもかまわない。<BR> <P> 知恵はいくらでも、そしていくらかずつでも盗むことができるのである。
明治生まれの町田さんは、戦争を体験しながらも、5人の子供を育て、両親をも看取り、暖かい家庭を築いてきました。<BR> ○食卓と台所の知恵<BR> ○快適な収納作戦<BR> ○衣類の手入れと収納<BR> ○家と住まいの健康管理 <BR> ○家庭は家族で築くもの<BR> ○家庭管理のアイディア<BR>以上のことが詳しく書かれています。<P> なかなか、全部同じようには出来ないのですが、日々の暮らしを少しでも<BR>快適に、暖かい家庭にしたいと思っては読み返しています。<BR> 「続・暮らし上手の家事ノート」も合わせて、お勧めです。