「ミリオネア・マインド」<BR>「大金持ちになれる人」<BR>「お金を引き寄せる富裕の法則」<P>表紙、帯に並んだこの言葉に引いてしまう人も多いのではないか。<P>勇気を出して目次を開けば、「金持ちになれる人は……」という項目が続く。ここで「ああ、ついていけない」本をパタンと閉じてしまう、そんな人が多いのではないだろうか。<P>そういう人のために、この本は書かれたのではなかろうか、と思う。<P>いざこの本を読み始めれbは、人生で常に共にある「お金」と自分との関係、今まで、そしてこれから、を真剣に考えることになる。自分にお金が無いのはなぜか? こんなに前向きな自分が、行動を起こせないでいるのはどうしてか? どうすればいいか?<P>この本に目がとまった段階で、「金持ちになりたい」人は実際に金持ちになっていくのだろうし、「お金に関する情報を敬遠」していた人は、力強い魂に気付くことができるだろう。<P>本の第一印象だけで読む読まないを決め付けてしまう前に、ちょっと中身を確かめてみる。それが本書で記される「パワー思考」による「行動」の第一歩なのかもしれない。
キヨスクで偶然購入した本だったが、かなり参考になった。<P>金持ちになれる人間となれない人間は思考回路が違うという前提の下、大金持ちになるための「17のミリオネア・マインド」が分かり易く解説されている。<P>ただ、資金運用のメソッドの詳細を示している訳ではなく、あくまで「金持ちになるために思考回路に変えなさい」ということを示唆しているに過ぎない点には注意が必要である。<P>数ページ毎に思考回路を変えるための〝宣言〟(例えば「私はお金と幸福の両方を手に入れる」など)があるほか、「富の原則」として項目毎に内容を纏めている箇所が随所にあるため、すんなりと読み進められる点はありがたい。<P>冒頭に「今まで読んだお金に関する本の中で最も重要な一冊」と書かれているがこれは真実であると思った。
金持ちはなぜ、金持ちなのか? <P>自らの成功体験をふまえ、<BR>金持ちになる人を研究し、数多くのセミナーを開いてきた著者が、<BR>金持ちの考え方、思考回路、習慣を説いているものです。<P>多いですよね~、こういった「お金持ち」指南の本。<BR>「読むだけなら、苦労はしないよな」という気持ちで読み始めたのですが、<BR>これは単に「お金持ち指南」の本ではないな、というのが感想です。<P>「お金持ちになる」ということも含め、<BR>仕事や人生、ありとあらゆることに取組んで成功するか、失敗するか、<BR>その分かれ目となる考え方、「マインド」がわかります。<BR>ブームもあってか、「大金持ち」というタイトルにはなっていますが、<BR>実は、「うまく行く人」「成功する人」の共通項ですね。<P>それに、「願えば叶う」というようなヌルい内容ではなく、<BR>フレーズや言葉が過激で毒があります。<BR>無意識のうちに逃げてしまったり、避けている考え方、<BR>それを目の前に掴んで見せつけられたような気分になります。<P>類似本と本書の最大の違いにして、最もいいところはこの「毒」ですね。<P>「金持ちをねたむ人は、一生一文無しのまま」<BR>「大きな問題を抱えているというのなら、それはあなたの器が小さいから」<BR>なんて、ドキッとするところがたくさんです。<P>「金持ち指南本」の出色の出来だと思います。<BR>☆5つ!