普段の生活ではことさら気にしない「意識」。<BR>それを気や身体能力に関わる人間の全ての動作につなげて論じられています。<BR>余分な力を抜くことを筆者は主張しますが、それよりも胸に響くのは<BR>人がもつ意識の持ち方一つで人生を大きく変えることができるということでしょう。<P>逆を言えば、意識をあいまいにしているといつまで経っても生活は変わらない。<BR>平易な文章で綴られていますが、奥が深い書だと思います。<BR>なお、この本は概論的なところを述べているので実際に<BR>意識のトレーニングをするなど実技的なことの前に読むといいと思います。<BR>身体をゆるめると、なぜいいのか。<BR>一流スポーツ選手はなぜ身体がゆるいのか。<BR>自分も変わってみたい、そう思わせる一冊です。
この本を読んで、まわりの環境が一変しました。<BR>体を弛める事が出来たら、こんなにも日々の生活が楽しいものになるとは。。。<BR>人間関係もより豊かになりました。<BR>自分に何か足りないものがあるとか、何か変わらなきゃいけないなぁとか、運動能力を向上させたい!とか。。。<BR>自分の事を真剣に考えている人には、是非読んでいただきたいです。<P>自分の事もですが、人の事も良く理解できるようになりました。<BR>自分が変われば、人が変わる。。。私の人生を見事に変えてくれた、感謝、感謝、感動の一冊でした。
とてもわかりやすく、納得できる箇所が多かった。<BR>まず、昔から言われている『極意』とは一体何なのか。ということを<BR>一流スポーツ選手などに共通して見られる体の使い方を<BR>独自に分析しながら『極意』とは何かについて真髄に迫っている。<BR>そのあとに西洋医学や解剖学ではその存在を解明できてない『気』や<BR>『意識』のもつパワーについて論じられていく。<P>普段の生活を例にとったり、昔から伝わることわざや言葉などには<BR>『気』や『意識』にまつわるものが多い。ということを通してそのこと<BR>にも焦点を当てている。<BR>それらを通し、自分自身のより大きな力を引き出し、これからの人生<BR>をより有意義なものにしようと著者はいう。<P>これを読んで仏教の教えである『空』を連想した。<P>あるの!!!あるがない。ないのであるがある。<BR>見えないけれども存在するものはある。<BR>主に中国や我が日本で受け継がれてきた『気』の力は<BR>絶対にあると信じよう。<BR>著者にはより研究をすすめてほしいものである。