おもしろい☆なるほど!と思いました。場面での出来事など、わかりやすかった。この通りに話せれば間違いないのはわかったけど、難しいですね。本を読み返しながら、身に付けたいです。
この本に書いてあることを実行できれば確実に話すのは上手くなる。しかしこの本を読んだだけで、上手くなるとは思えない。この本に書いてあることを意識して、話す場数を踏んで初めて話すのは上手くなるでしょう。<BR>ちなみに私は、就職活動のためにこの本を読みました。私も場数を踏んで少しは上手く話せるようになった気がします。
著者が話し方研究所の所長というだけあって、その内容もそして文章も簡潔にまとめあり、非常に読みやすくわかりやすかった。各項目の中に図解式で重要事項やまとめが記載されている。それを見れば読んだ後でも、すぐに内容を再確認することができる。<P>所々にちりばめられたことば遊びも面白い。「理解(リカイ)の逆は怒り(イカリ)になる」、「勇気は言う気」など、笑点の歌丸師匠的思考が多少入ってはいるが、とてもわかりやすい喩えだ。<P>尊敬語と謙譲語の簡単な解説の中に、恥ずかしながら中年の私が、思わず「やばっ」と言ってしまう内容もあった。私の勉強不足か、それとも日本語が難しいということか。私として後者であって欲しいのだが。<P>短時間で読めて、日常での自分の話し方を再確認できる良書だと思う。新宿の紀伊国屋書店に、これでもかと言わんばかりに複数の場所に平済みになっていただけのことはある。