まず、ハイハイ運動をするための場所が要る。肘膝を痛めないためには体育館的な床と広さ、それに人目の無さが欲しい。<BR>ソレより深刻なのは、サル的なぶら下がり運動だ。近所の公園か小中学校の校庭に行きゃウンテイくらいいくらもあるだろうと思っていたが、これが昨今の運動器具による事故防止の流れで撤去されてしまっていて見つからない。学校の施設もまた昨今の闖入者による事件防止のため地域住民への解放を止めてしまっているところが多く、勝手に入って捕まって「頭が良くなりたかったんです」などと新聞沙汰になっては最悪である。<BR>実におもしろそうなプログラムなのだが、21世紀の読者には、効果の検証機会そのものが難しい。やってみたいんだけど、困ったなー。
まず書いている内容が正しいかどうかは全く分からない。<BR>その科学的証拠や論理的説明がなされていない・・<BR>が、それらの立証、説明は困難なことなのでとりあえず信じることにする。<P>現に、本の内容の通りやった人が著しく頭がよくなったという事例が複数あるようなので、恐らくはかいてあることは正しく、その通りにやれば確実に3週間で衝撃的脳力アップが見込めるのでしょう。<P>そこまで納得したとしても、この本に書いてることをやり遂げる人がこれを読んだ人のうち何人いるのか非常に疑問に思う。<BR>それほど、これを実践することは難しいし、場合によっては不可能に近い。<P>これを実践することが出来る人は、3週間は完全な休暇を持てる人で、<BR>その間、一日中家にいることが出来るような人でしょうか。<BR>なにより、あとは継続する意志力と忍耐力が必要でしょう。<P>実際に体験記のようなものがついていれば、もっと参考になるのだが。
この本の原著が出版されてからもう30年以上経ちます。<BR>紹介されているドーマン法やハイハイと文化の関係などは<BR>科学的に実証されているように書かれていますが<BR>実際には全く実証されていません。<BR>似たような本がないのも頷けるというか・・・<P>この本の通りトレーニングをすれば、おそらく体力・能力が<BR>ある程度は向上するでしょう。<BR>しかし、そのどれもが意味のあるものかは疑わしいです。<P>3週間という期間や、紹介されている全トレーニングに固執する必要はないと思います。<BR>他の類書や情報と比べ、自分なりのトレーニング計画を立てることを<BR>オススメします。