地球人としての教科書をつくるとしたら、<BR>算数も、地理も、理科も、国語も、社会も<BR>この本の中に書かれている事実や数字から学ぶように<BR>組み立てなおさなければならないのかも知れません。<P>そのような本であると感じました。<P>地球人として生きる子供たちのテキストとして読まれる<BR>ように、リアリティを具体的な数字と事実から感じられるように。<P>そこから地球に対して、万類に対して、慈しみの心を持って<BR>もらえるような教科書ができたら最高ですね。<P>だけど、私が余りにも知らなかったことに驚いています。
地球人としての教科書をつくるとしたら、<BR>算数も、地理も、理科も、国語も、社会も<BR>この本の中に書かれている事実や数字から学ぶように<BR>組み立てなおさなければならないのかも知れません。<P>そのような本であると感じました。<P>地球人として生きる子供たちのテキストとして読まれる<BR>ように、そこから「地球は一つ」という事が具体的な数字と<P>事実から学べるように。そして地球に対して、万類に<BR>対して、慈しみの心を持って育ってもらえるように<BR>読まれるべきだなあ。と思います。<P>地球の出来事に子供がリアリティを持ってもらうための説明に、<BR>「すごくたくさん」とか「ほとんどないと思う」などの曖昧な<BR>形容詞が必要なのではなく、具体的で厳密な数字にもとづく<P>真実を知りたがっていると思う。という、よしもとばななさんの<BR>帯文はその通りだよな。と思わず共感。<P>自分があまりにも、知らないことを痛感しました。
表紙を見て大人が読む本なのかしら、と思いましたが、内容は具体的な数字を挙げて世界の状況を説明しているので想像力の貧困な私もによく解りました。時にはこんな真面目な本を読んで考えてみるのも良いかも知れません。短い文章、薄い本ですが、内容は濃いです。<BR>ヘタウマ?の素朴な絵が深刻な内容を和らげてくれています。