2005年2月に始まった騒動と関連する事柄が簡潔に解説されています。堀江氏のブログ、所信表明を読んでいる人にとっては目新しいことは少ないと思いますが、テレビ番組でしか堀江氏の主張に触れていない人にとっては目から鱗が落ちる本でしょう。とくに2章の「M&A入門」などはわずか40ページの中に明快な説明が満載です(株のことを全く知らない人には難しいかもしれないが)。<P>堀江氏がテレビで述べていた内容を短時間で少し掘り下げたい人には特にお勧め。元々堀江氏の主張に共鳴している人にとっては書いてあることが当たり前すぎて退屈かも。
7割~8割方、堀江氏が他の著書やブログ、ライブドアのサイトの所信表明などで語ってきたことである。<BR>所々に新しいネタは出てきますが、ざっと読みで事足りるような気がする。<P>とはいえ、賛同できることは多いので星3つで。
ホリエモンがずっと言ってた「既存メディアとネットとの融合」で一体何が変わるのか。テレビの報道ではほとんど聞かれなかった具体的な内容がかなり詳しく書いてある。後半は経済の基本をわかりやすく解説。起業なんて全然考えてない普通のサラリーマンにも参考になる。前から「家賃に200万円も払うなら買えばいいのに」と思ってたんだけど、「家は買うより借りるほうがトク」ということを理詰めで説明されて目からウロコ。ホリエモンって嫌いだったんだけど、いろいろ考えてるんだなあ。いや、見直しました。2~3時間で読めちゃう薄っぺらい本だけど、1000円の価値はあるね。