死後何年たった今も彼女の作品を愛してやまないという大変ファンの多い向田さんですが、世代の違う私は、雑誌やTVでときどき名前をチラっと聞いたことがあるくらい。それがどういうわけか引き付けられるようにこの本を手にとってしまいました。猫を愛し、食に情熱を傾け、旅をし、 スタイルのある上質な暮らしを楽しむ、 生活の名人。そのおしゃれな暮らしぶりは今見てもとても新鮮で衝撃を受けました。若い頃のポートレートも女優さんみたいに美しいのですね。向田さんの魅力がたっぷりつまっていて、いつしかもう見ぬ憧れの人となってしまいました。
向田邦子さんの素顔に触れられる本です。お気に入りの食べ物や食器、洋服なんかが紹介されています。彼女のスタイルは本当に洗練されていて小説やエッセイの文体もステキなんだけれど生き方もとてもステキだったんだなと実感しました。<BR>事故に合わなければもっともっと向田作品を読めたのにと思うと残念でなりません。<BR>向田さんを好きな方にはおすすめの1冊です。
向田邦子さんを文字通り「旅する」本ですね。<BR>他の方も仰っていますが。<BR>とてもすばらしい本で、向田さんの私生活を<BR>垣間見ることが出来る素敵な本です。<BR>向田さんの使っていた食器、定番メニュー、<BR>来ていたお洋服(エルメスのシャツなども)<BR>旅行先(その当時でアフリカ!)<BR>向田さんが送られた手紙、届いた手紙、<P>向田作品に出演された女優、俳優たちの話。<BR>「とんぼの本」よりも私はこちらの方が<BR>おすすめです。<BR>版も大きくて、見やすいし、カラーが多く、<BR>日々の生活を楽しみたい、もっとゆとりのある<BR>生活がしたい、と思う人に是非お勧めです。