短い言葉と美しい写真がセットになった本。<BR>その短い言葉の奥にあるメッセージがとても心に響きます。<BR>一番わたしが気に入った言葉は、コレです。<BR>心は一人ひとり違います。<BR>その意味では、人はいつも”ひとり”なのよ。
慌しく変動する情報社会の中で、ふと、自分がどの辺りにいるのかわからなくなった時、私はこの本を開きます。時間という空間から解き放され、とても落ち着いた温かい気持ちになります。<BR>心の中で信じているものを創造し、この世界に現実化させる喜びと、生きとして生きるすべての生命が真に調和し暮らすために本当に必要な、智慧と大切さを絵本作家であるターシャおばあちゃんと共に、この本に登場する動物や植物は優しく語りかけてくれます。
彼女を著す著書はたくさんあります。写真集は高価なのでちょっと手が<BR>でなかった方も、はじめて彼女の世界に飛び込もうとする方にも<BR>ぴったりの本が出版されたという気がします。豊富な写真(彼女の表情、服装、金銭的ではない豊かな暮らしぶりが充分すぎるほと伝わってきます。山羊やふくろうや自然たちも圧巻)彼女の独り言にも似た輝ける言葉の数々・・密度の濃さに驚かされると思います。