厚くて重いのが購入を一瞬躊躇わせますが、中身を見てその情報量の多さに購入を決意させる一品です。<BR>観光地に迎合していない、真に旅行者のことを考えた編集は、日本の「パンフレットのコピーを集めたガイドブック」とは違い、人々の長い時間と汗による情報が染み込んでいます。<P>私が今回ヴェネチア入りした時、不快そうにヴェネチアを後にする日本人カップルを何組も見ましたが、ロンリープラネットを持っていればそんなことにはならないかもしれません。<P>シングル100ユーロ(約1万4000円)以上の宿が平均であるヴェネチアで23ユーロの相部屋に滞在して快適なヴェネチア観光を過ごせたのも、全てはこれのおかげです。<P>この価格も、十分過ぎるほどに元を取ることができます。<P>ただし、ツアーで行く場合にはここまでの情報は不要でしょう。<BR>自由旅行者はこれで決まりです。
世界NO1の貧乏旅行ガイド誌、ロンリープラネットが、<BR>日本語版になって登場!<BR>地球の歩き方の元祖ともいえるこの一冊、かなり重い<BR>(英語版より一回り大きめ)けど絶対お勧め!<BR>歩き方に載っていない都市が相当あり、読むだけで視野が広がりそうです。<BR>写真は殆んどなく、カラーページも少ないので、<BR>"歩き方"愛読者は面食らうかもしれませんが、<BR>使える情報(ホテルや見所等)はこちらの方が圧倒的に多いです。<BR>欧米人のバックパッカーのドケチさが手に取るようです。
他のガイドでは省略されてしまう、定番4都市(ローマ・ミラノ・フィレンツェ・ヴェネツィア)以外の<BR>都市・地域も詳しく紹介されています。<BR>とにかく情報量が多く、実用的で読み応えがあります。<BR>執筆者が日本人ではないので、日本のガイドブックとは違った視点から書かれているのも面白いです。<P>分厚いので旅行に持っていくのは厳しいですが、読み物としても十二分に楽しめると思います。