読みました。うーん、あとがきすごがった。<BR>ニセに騙されそうになりました。<BR>なんていうか、内容はやっぱりマンネリ化しているような気がします。最初の巻を読んだような時の衝撃はありませんでしたね。<BR>この本のテーマになる言葉には、はっとさせられました。<BR>あぁ、私達って確かにそうなのかも知れないなと。<BR>あとはティーが大活躍?でした。ティーはシズが好きなんだなって<BR>思わせる描写がいくつかあって、くやしいなって思いました(笑)
うん、「キノの旅」らしい良い作品に仕上がってます。<BR>約1年ぶりになりますが、時雨沢さんの独特の感受性と世間批判は健在でした。 流石です。<BR>あのアトガキを見つけた時は10分ほど感激に浸れました。隅々までチェックして良かった!<P>そろそろ、設定がまとまってきた頃だと思うんで 次回作は、衝撃的事実が来るかも!? 勝手な想像ですが・・・<P>あらゆるパターンの人間にお薦め出来る一冊です。 必読の価値あり。
キノの旅の第9作目です。<BR> 今回は比較的短めの話が多く、テンポよく読み進めることが出来ました。「キノとエルメス」「シズと陸とティー」「師匠と相棒(パースエイダ―スミス)」の三組の旅人が軸となって「キノの旅」の新たな展開が楽しめました。<P> 「戦車の話」の続編や「説得力」の続き(?)という初の続編もあってよかったです。<P> 一部にはマンネリ化という声も聞こえますが、それは間違った見方だと思います。そこに何が書かれているのか、何を表わしているのか、それを考えながら読んでみて下さい。同じことが書かれている話など一つとしてありません。連作短編という形の性質上、そう見えてしまうこともあるのかもしれませんが、よく考えて読んでみればそうではないということが分かると思います。<P> この作品は作者がよ~くプロットを練り上げた上で、注意深く考え出した作品だと思います。最近起こったの事件や昔から議論されている問題などへの作者の哲学がギッシリ詰め込まれています。<P> 今回のあとがきには度肝を抜かれました。素晴らしい発想です。