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ひとつ上のアイディア。 ( 眞木 準 )

まだ最初の数十ページしか読んでいないが、それだけでかなり感銘を受けた。目からうろこのことばの数々。これはまさに現代のことばの玉手箱だ。<P>それぞれのクリエイターでアイディアづくりの考え方が異なる。中には全く逆の考え方もある。しかし、それぞれに納得してしまう。つまり、アイディアづくりは180度異なった方法だとしても目的は達せられるのだ。<P>要は自身の経験や考え方から、納得のいく方法を選択すればいいだけ。<P>それを探すには打って付けの本だと私は思う。

ビジネス本にピンピンピンクの表紙とは・・・、と一瞬度肝を抜かれたが、これも「ひとつ上のアイディア」か、なかなかどうして中味は立派なもの。プレゼンテーションの元はアイディアだから、こっちが前作「ひとつ上のプレゼン」の源を掘り下げたものとも言える。各クリエーターの個性の違いが見事に表現されていて面白い。アイディアは「回文」と言われて成る程然様か、上下左右裏表から事象を検証する姿勢の大切さを教わった次第。そう言えば英語のideaも「回文」だった? 次作に期待、「ひとつ上の」が流行語になるかも知れない。

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