世の中にはジャズに限らず色々な[紹介本]はあります。本書の興味深い点は、いい意味でのいい加減なカテゴライズと入手し易さにも目を配った点ではないかと思います。<BR>別にハードバップやモードの正確な定義など知らなくとも、聴いた音楽がぐっと胸にくれば、それが一番。たまたま、モードの章で解説されていた作品だっただけ、、なんて事、既に実体験しています(^^;<BR>また、これみよがしに入手は困難(≒入手不可)的な自己コレクション?の開示陳列をしている同類本も見受ける中、著者自身が「安価で入手でき、レア盤の何倍もいいモノ」を紹介できる事を心がけたというのも良心的(^^;<BR>それでも、ページ数の関係から泣く泣く削除したアイテムも山ほど?あるでしょうから、私としては、是非、第2段を期待する訳です。<BR>よろしくお願いします。m(__)m
おじさん好みの堅苦しいJazzでなく、クラブジャズ、ジャズファンク、ラテン・アフロキューバンなどといった最近のいわゆる"クラブ近辺"が紹介されており、このようなJazz本を期待していた人も多かったのではないでしょうか?ジャケットがすべてカラーで紹介されているためそれを眺めるだけでも楽しい。