あきれるぐらい語源が詳しいです。著者の原島氏はグラフィックデザイナーだそうですが、すごく勉強されているし、工夫されている!イラストも美しいしわかりやすいし、持っているだけで楽しくなります。そういう意味では学生じゃなくても買って損はない!各部位の名前は日本語・英語・ギリシャ語・ラテン語併記。サイズも持ち歩きに便利。本当に「いい仕事」してるので、価格に見合う本だと思います。同シリーズで「肉単」(筋肉)もお勧めです。今後「臓単」、「脳単」も発行予定とのこと。待ち遠しいです!
骨の部分名が日本語と英語の両方で書かれており、さらにその由来も詳しく書かれているのでわかりやすい、おぼえやすい!
解剖学を学ぶ上で、最初に学ぶ「骨学」、味家のない学問であるために、そこでつまずいてしまうことにも成りかねません。まずは覚えなければいけない骨の名前について、医学生にとっては、かなり楽しい内容ではないかと思います。骨を専門的に教えている人にとっても、一冊そばに置いても良いかなぁと言う書籍であると思います。特に、グラフィックが精密でわかりやすい。2色刷でありながら、このコンパクトな1冊にまとめられた内容には、感心させられます。ただ、一般の方にはちょっとお値段が高いかな?内容はそれに見合うものだと思います。医学生は是非参考図書にしてください。