フレディ・マーキュリーと私 みんなこんな本を読んできた フレディ・マーキュリーと私
 
 
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フレディ・マーキュリーと私 ( ジム ハットン Jim Hutton 島田 陽子 )

来年春、クィーンはフレディの替りにポール・ロジャースを迎えてツアーを行うらしいのですが、大方のファンには受け入れられないはず。だってフレディこそがクィーンそのものだったから。<BR>この本が最初出版された時、単なる暴露本かと訝りつつも読んだところ、その意に反して真っ当な純愛物語だったのが意外でした。いやー、愛情溢れる1冊ですよ。

ラブストーリーを通してフレディマーキュリーという人をよく知ることができる貴重な本だと思います。涙しながら読みました。スーパースターのフレディにあくまでも一人の人間として接したジムハットンが、フレディにどれほどの安らぎを与えたのかがわかります。また、同性愛者特有の孤独感についてもよく書かれていて、若かりしころのフレディのご乱交ぶり?もその寂しさゆえのもの、と理解できました。フレディの曲には彼特有の孤独感をあらわしたものがとても多いので・・・。メアリーオースティンについては確かに悪く書かれている部分もありますが、ジムもメアリーもフレディを独占することができず、そのあたりの葛藤がお互いにあったのではないかと思います。

 無邪気で、生まれたままの子供のような、フレディーマーキュリーというスターを愛してしまった、(ある意味)気の毒な男の人のお話です。彼はフレディーと愛し合いされる関係にありながら、けして彼を独り占めには出来ない。フレディーとの関係は彼に愛と幸福を与えますが、同時に嫉妬と激しい苦悩ももたらします。<P> この本を読むと、フレディーって言う人がとてもかわいくて魅力的な人だったんだ、と思いますが、愛してしまうと、大変ですネエー<BR> ジムさんほんとにご苦労様。そうしてフレディーも、こんなに愛してくれるやさしい人とめぐり合えて、よかったね・・・・。。

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