ライティングの本を買おうと思って、大きな本屋さんで二十冊ほど見比べてみて、けっきょく他の本と一緒にこれを買いました。<BR> <BR>単文テンプレートを並べるだけの類書とはちがって、英語を使用する際の落とし穴についてきめ細かく書いてあり、とてもよい本だと思います。<BR> <BR>ただ、索引がないのがとても残念です。(本書は困ったときの辞書としてこそ役に立つと思うので。)<BR>今後新版を出すさいにはぜひ索引をつけてほしいです。
とにかく内容が非常に濃い本です。ライティングに関して日本人が陥りやすい盲点が随所に盛り込まれており、基本的な動詞のニュアンスの違いなどが分かり易く解説されています。とても一回や二回読んだ位では吸収できるボリュームではないので、英英辞典などを参考に自分でアレンジしてまとめていく必要があると思います。<P>☆を一つ減らしたのは、この本は手軽にライティング力をアップさせたいと考える人には向かない本だからです。本書の内容をマスターするのには多分1年位は要すると思いますので、ストイックに英語を追求する人向けの本と言えると思います。
~一部の方が指摘されているようですが、過去の著作との重複は確かにあります。したがって、新情報だけをひたすら求めている方にはお勧めしません。しかしながら、ライティング力を向上させたい、それに役立つベストな本を一冊選びたいと真剣に願っている、特に中級~上級の方には、絶対にお勧めです。必要な情報が全て詰まっており、植田先生の「ライティング~~教授法ノウハウの集大成」と言っても過言ではない、素晴らしい本だと思います。~