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エヴァンスを聴け! ( 中山 康樹 )

「ビルエバンスに関するいくつかの事柄」でエバンスの実像に肉迫したのが本書の著者中山康樹氏である。克明な資料調査とダイナミックな書き口に引き込まれる読み応えのある一冊だった。同氏は引き続いて発表した「ビルエバンス名盤物語」で30枚のエバンス作品を取り上げ、エバンスの実像を限りなくリンクさせながら、彼の音楽の本質に迫った。本作はあの「マイルスを聴け」の著者として有名な中山氏による、エバンス全181作品のガイドブックとなっている。取り上げた対象の違いによるのだろうか、「マイルス」のような軽妙洒脱さに欠け、よく言えば重厚な語り口で華麗な文体、悪く言えば堅苦しく読み進むと疲れを覚える。オールマイルスガイドとしてだけではなく、読み物としても面白かった「マイルス」はドンドン読み進める勢いの良さがあり、心地良い軽さが魅力だった。本作はドラマ性に欠け盛り上がりに乏しく、一気に読み終えることが出来なかった。やはりエバンスは彼の全作品というよりも厳選されたものだけのレビューで十分のような気がする。内容が専門的過ぎて音のイメージが湧いてこないのである。康樹氏にも「マイルス」時の輝きが感じられない。あの中山康樹氏もついに煮詰まってしまったのだろうか?

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