シンプルが何よりと思っている私にとって、最低限の石けんレシピ集というのはとてもありがたかったです。基本のオリーブ石けんとマルセイユ石けんくらい作れればそれで十分だと考えていましたから・・・。<P> もちろん、油に関する詳しい記述はうれしかったです。というのも、和風のものが好きなので、椿油に関する詳しい説明はいままでにはなく、とても参考になったからです。<BR> これ一冊で済むようにリンスの記述があるともっとよかったかな、と思いました。
大きく見やすい写真。順を追った作成過程。わかりにくいトレースの様子を写した写真・・・等、誰でも安心して石けん作りが出来るよう配慮されていて、初めての人でも安心して石けんを作れる本はこれしかないでしょう。<P>また、それに続いて、石けんに加える色・香り・効能別のオプション案の紹介や油によってどのような石けんが出来るのかというような詳しい項目もあって、石けん作りをしていた人も更に石けん作りの世界への興味を増してくれる1冊ではないでしょうか。<BR>石けんを作るならそばに置いておきたい本です。
そもそも私は「例えどんなものでも手づくりなら肌に優しい」などとは全く思っていませんでした。<BR>常に「なぜ、このレシピ(配合)なのか?」ということが疑問でした。<BR>たくさんの人が石けんづくりの本を書かれていて、<BR>それ以上にレシピもたくさんありましたが、<BR>どれもこれもビビビッとくるものがなかった…。<BR>「このオイルを使うとしっとりする」という程度のちょろっとした説明では<BR>自分の中のもやもやが解決されなかったからです。<BR>だから石けんを作り始めるまでにすごく時間がかかりました。<BR>この本に出会って、ようやく自分なりに納得でき、<BR>石けんを作り始めることができました。<BR>その後も、多くの方の本を読んでみましたが、<BR>この本以上に共感できる本には未だに巡り会っていません。<BR>私の石けんづくりのバイブル。とにかくおススメの一冊です。