同じく問題作の「マンガ嫌韓流」と本書の出版時期が重なったのは<BR>「偶然」というよりはむしろ日本の国民感情の「マグマ」が臨界点<BR>に達しつつあることからくる「必然」のような気がします。<P>本書には「アラ」がたくさんあります。太古の昔のカニバリズムと<BR>今の国民性を結びつける。貧しさからくる人身売買・売春の事実を<BR>もって「世界最大の売春大国」と決め付けて、「買って」攻撃され<BR>た日本人を擁護するような記述。展開や筋立ても粗い。<P>ただ本書が主張する大筋の部分は、日本が繰り返し繰り返し中国に<BR>主張していかねばならない内容ばかりです。日本領事館の主権侵害<BR>で日本政府はどういう態度をとったのか。サッカーアジアカップで<BR>の中国人の暴挙への対応は。近代だけでも対外戦争を17回戦って<BR>いる中国に靖国神社を「問題視」されてどう言い返したのか。<BR>日本のODAで生産した核ミサイルは日本に向けられている。<P>中国の反日は共産党一党独裁体制・経済の疲弊・綻びから目をそむ<BR>けさせるガス抜きとわかりつつ、彼らは日本が何も言わないとわか<BR>っているから増長する。「反撃」は重要。次はもっと完成度が高い<BR>ものを。
中国に関する素人対象の漫画の割に絵が芸術性高すぎ、というか奇をてらいすぎ。<BR>こういう話はもう少しストレートに書いた方が読む方も受け入れやすいと思うがどうだろうか。<BR>「嫌韓流」のようなポッと出の漫画家と比べられたのではかなわん、という<BR>ジョージ秋山のつっぱりかもしれないが、効果的とは言えないと思う。<BR>韓国のような感情的な反日とは違って、中国は心の底からというかDNAに刷り込まれた<BR>ように日本民族の抹殺や滅亡を願っているといるし、それに唯諾々と協力している<BR>日本人がいっぱいいるというのが主眼ならその点をもっとストレートに伝えてほしい。<BR>後、731部隊に対してここまで大胆な説を主張するならもう少し根拠が欲しい。<BR>賛否の資料があふれているいわゆる「南京大虐殺」と違い、こちらはそういう論争資料<BR>があまり有名でないのだから、この程度では言いがかりと言われかねない。<BR>また今更中国の人肉食いの風習をことさら大きく取り上げるのもどうかと思う。<BR>中国文学を読んでいる人なら常識なのだから。(今でもやっているという点を強調したかった?)<BR>その点は残念だ。<BR>最初に述べたとおり「嫌韓流」ほどストレートに理解しづらい本だが、隣にあること自体が<BR>恐怖である国と言う点では中国は韓国など問題ではないということが頭に入ってくる。<BR>未だに中国に変な幻想抱いている人はまず読んでほしい。
ご存知のように、中国は、現在進行形の侵略国家です。<BR>その阻止勢力となりうるのは日本だけです。中韓朝を除くアジア諸国からは、日本への期待大です。<P>中国の本質が侵略国家にあるとすと、60年前、日本が中国に進出したのは正しい事だったのではないかと思われます。<P>試しに、中国人に、「歴代王朝で最も好きなのは?」と聞いてみてください。多くの人が「元」って答えます。「なぜ?」って聞くと、「最も版図を広げたから」だって。