映画をみた翌日に、もっとその世界を知りたくて早速購入してしまいました。<BR>なるほど、原作はこういうものだったのか。<BR>あのキャラクターたちのベースはこうだったのね。<BR>といったようにいろいろな点で映画の?を納得させてくれました。<BR>内容的に結構大人むけの話なのではないかな?と思います。<BR>私と同様映画の世界をもっとしりたい!!という人にオススメ♪
映画も良いけど、原作も良いです。読み応えあり!!^^
2004年11月に公開された宮崎駿監督のアニメ映画、「ハウルの動く城」。このボックスセットは、その原作となった「魔法使いハウルと火の悪魔(Howl's Moving Castle)」とその続編に当たる「アブダラと空飛ぶ絨毯(Castle in the Air)」のセットである。<P>映画化を意識して発売されたであろうセットだが、既に名の通ったファンタジー作家であるダイアナ・ウィン・ジョーンズの本を手に取る機会としては最適と思える。映画を見て原作が気になった人、あるいはまだ映画を見ていないが原作を読んでみたいという人、双方にオススメだ。「ハウル~」は映画とはわずかに設定、展開が異なっているが、基本となる部分は同じで映画は上手く小説のイメージを再現していると言える。時勢柄か映画の方が若干重いテーマを背負わされており、原作はもっと気楽に読むことができる。読みやすい語り口で、生き生きとしたキャラクター達、あたたかな世界観に引き込まれてしまう。すっきりとした元気の出るファンタジーだ。<P>続編と位置づけられている「アブダラ~」だがタイトルから察することができるとおり、同じ世界を舞台にはしているが主人公からして異なる別の作品だ。とはいえハウル達前作のキャラクターがしっかり絡んでくるので、ファンにはうれしい仕様になっている。より気軽に楽しめる軽快な物語となっており、「ハウル~」が気に入った人ならば間違いなくこちらも楽しめるであろう。