実は今までこの雑誌を買ったことはありませんでした。<BR>本屋さんなどで何度か目にしてはいたのですが、今回購入のきっかけになったのは「ハチミツとクローバー」の特集が組まれたからです。<BR>1巻から読み込んでいれば絶対見たことあるものばかりなのですが、<BR>それは細かく、「そうそう!」「うんうん。」と一人でこぼしながら読みすすめました。<BR>読み終わったあと、もう一度1巻から読みたくなるような一冊でした。<BR>羽海野チカさんのロングインタビュー、漫画、そして竹本の旅を実践した(!)特集もあり、ファンなら是非どうぞ。
本誌の半分がハチクロ特集なのですが、羽海野氏の漫インタビュー記事は約10ページ程度、<BR>カラーイラストは約5点、パトレイバーとイノセンスについての羽海野氏の漫画が約5ページ、<BR>あとは声優さんなどアニメ関係者のインタビューにページが割かれています。<BR>正直声優さんのインタビューとか声優さんのクラビアばりの写真は要らなかった……すみません。<P>しかし羽海野氏のインタビュー記事だけで私は満足です。<BR>同人誌時代のエピソードや、読者の意見を本当に真摯に受け止めてる人なんだなと<BR>色々と知る事が出来ただけでも買って良かったと。<P>ちなみに、インタビューは作品そのものというより、作品を作っている時のお話しとか<BR>編集さんやご友人との関係(?)、羽海野氏の性格についてばかり書かれています。
全編ハチクロ特集かと思いきや<BR>後半に突入するにしたがい男くさい記事が並ぶという、<BR>ハチクロ好きな女の子とかを自分のフィールドに取り込もうとする<BR>男オタクどもの姿勢に感動した。<P> 特に羽海野チカによる押井守映画評マンガから押井守インタビューへとつながる様は圧巻だった。<P> これは一種の啓蒙書です。