早く出て,しかもコンパクトで安いため,私のような法律家の間でも相当評価は高いです。<BR> この先の部分は個別性が高いので,本に頼るわけにはいきません。逆にいえば,本としては最高のものといえるでしょう。
偶然、書店の散策中に目に留まったので購入。帰宅後、2時間で全体を俯瞰(とりあえず、目次や要点のまとめを流し読みし、気になる部分だけ精読)。個人的には新設の「合同会社」や、「零細企業(有限・合名・合資・合同)の社債発行の自由化」などが新鮮で面白いなと思いました。来年4月がら施行されるそうなので今のうちに理解しておけば何かと有利ではないでしょうか。一見、興味か仕事上の必要性がなければ「存在すら知らないであろう」タイプの本ですが、これから起業を考えている方には必須です(特に「合同会社」という新設の「リスク分散システム=有限責任」が)。今回、改めて「日頃の書店散策」という情報収集術の大切さを再認識しました。今後も週1回は(ネット以外の)書店の全コーナーをスキミングして回る癖をつけようと思います。
法の世界で生きる学者の方は大量の文字を追うほうが得意なので不向きだと思いますが,6千万ビジネスマンには最適の教科書です。価格も一般人に合わせたリーズナブルなもので大満足です。これで不足の方は,分厚い専門書を読まれるといいとは思いますが,法務部門でない限りもう十分だと思います。なお,法の確定に合わせて出版社がホームページでサポートしていることは好感が持てます。コンピュータや資格試験関係の出版社は普通ですが,他のビジネス系出版社も出したら終わりでなく,こういうサービスを取り入れてほしいものです。