この本には現時点で最も効果的な腰痛対策が書かれています。つまり、現在一般的に行なわれている治療法よりも、治癒率が高く、再発率が低く、費用のかからない治療法がまとめられているのです。この方法を使わない手はないと思います。腰痛患者にとっては宝物になるのは間違いないでしょう。実際に私も20年来の腰痛が回復しました。<BR>それにしても不思議なのは、なぜこのような情報が日本で公開されていないのかということです。調べてみると、イギリスの腰痛診療ガイドラインはインターネット上で公開されています。日本の医療関係者はこの事実を知らないのでしょうか。だとしたら、患者だけでなく医療関係者も読むべきだと思います。
「何かがおかしい」<BR>「本当にこのままでいいのだろうか?」と思いつつ、<BR>あなたは病院や治療院通いをしていないでしょうか?<P>治療をすれば少しは痛みが軽くなるような気がする、<BR>でもまた何日かすれば同じ、<BR>でもでも、他に何をすればいいのかがわからない<P>こういう疑問や迷いを持っているあなたは<BR>いいセンスをお持ちのようです<P>なぜなら、現状の治療には、あまり根拠がないようだから。<BR>人間には、自然治癒もあるし、期待感という気持ちだけでも<BR>ある程度痛みは軽くなるのです<P>ではどうすればいいのでしょう?<BR>まず学習しましょう、そして、自らが自分の主治医になりましょう<BR>この本は、専門的なことがわかりやすく書かれています<BR>この本を読んだ上で、自分の治療法を自分で選択してください<P>医者や治療者の言いなりの無力な患者役は<BR>いつでも降りることができるのです
体験談つきの本というのは、とかくムードに流されやすく、<BR>内容の薄いものも多い。<BR>しかし、EBMにこだわるこの本は、<BR>信頼性のおける化学的根拠が満載されており、<BR>誰の頭にもすんなり入り、納得のいく内容となっている。<P>体験談を読んで感じるのは、<BR>腰痛を治療する立場にある医療関係者が、<BR>誤った認識を、患者に植えつけ続け、<BR>かえって、不安と痛みを増強させているのではないかという、<BR>皮肉な実態である。<P>腰痛を持つ当事者だけでなく、<BR>医療関係者がこの本を読んでくれれば、<BR>より多くの腰痛もちが救われるだろう。