この本のレシピをいくつか作ったことがあって、どれもおいしかったです。日本の居酒屋へ行ったことがない人にとってもなじみやすくて、評判高いです。チヂミが◎。
デザイナーズ料理本…こういう言葉が実際にあるかどうか知らないし、用法として正しいのかも定かではないが、<BR>この本のイメージを表せと言われればこんな表現を挙げてみたいと思う。<BR>オシャレな男性用料理本だ。<P>「男子厨房に入る」シリーズの1冊であるが、書店の料理本コーナーをふらふら歩いていると『定食屋の定番ごはん』、『男のイタリアン』と共に本書が目に入った。<BR>サイズが大きいのと写真にインパクトがあったからだろう。<BR>「渋い」という印象だった。<P>居酒屋のメニューは一般家庭の食卓とは違ってどこか独特で、ありがたい食べ物であるはずはないのだけれど、<BR>場の雰囲気も加わってかおいしく感じる。<BR>そんな独特な料理を再現してみようという趣旨の本のようだ。<P>写真もきれいで見ているだけでも楽しいが、レシピは基本的でわかりやすいので<BR>料理を普段あまりしない人もぜひ作ってみることをおススメしたい。<P>値段も600円台でお手ごろだ。<BR>私個人としては1000円ちょっとしても買っていたかもしれない。
ほとんどすべての食材は地元スーパーで入手可能な、リーズナブルなものばかり。それでいて粋な料理が満載で、まさにおうちで居酒屋気分を味わえる一冊だと思います。見るだけで満足してしまいがちなのが料理本の難点ですが、これなら作ってみようという気にさせられる。また、写真の撮り方や器もよく、同じ料理でも盛り付けや魅せ方でこんなにも変わるんだと勉強になります。「いかに魅せるか」も、料理の腕前のひとつですね。晩酌が楽しくなる一冊です。