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| 観光コースでない台湾―歩いて見る歴史と風土
(
片倉 佳史
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同じ著者の「台湾―日本統治時代の歴史遺産を歩く」が各論だとするとこちらは総論で、入門編。著者の深い知識に裏打ちされた文章はわかりやすいのに深いです。 よく調べているし、記述も分かりやすい。掛け値なしに面白い本だとは思う。ただ前作「台湾―日本統治時代の歴史遺産を歩く」と同じカテゴリーの本なので、全体的に既視感が強い。どちらか一冊を熟読すれば片倉ワールドは理解できるような気もする。悪くない本なので★三つ。
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