0から難関大学まで教えることで有名な代ゼミ古文講師。<BR>京大クラスの授業も担当。<P>古文が苦手で、助動詞をどう覚えたらいいか悩んでいた私も救われました。<BR>中学時代に活用を丸暗記させられ、高校では接続を呪文の様に繰り返して覚えろと言われる。<BR>確かに、暗記は絶対に必要なものに違いはないのですが、効率のいい暗記方法は存在してよい筈です。<P>そこで望月先生は効率のいい覚え方をさせます。<BR>母音で覚えてしまって、後は子音を足す。<BR>接続を語呂、活用を用言の活用に見立てて暗記したあとに助動詞を覚えれば余計な心配がまず1つ減ります。<BR>そして、それぞれの助動詞に対するアプローチが必見。<BR>受験に必要な部分だけを、しかも漏れなく教えてくれる。<BR>そして、是非下巻も読んで下さい。<BR>上巻の知識をベースにして、識別の方法を語られているので実質上やるべきです。<P>2冊と分量が多いので挫折率も高いとのことでしたが、語り口調で読みやすく一気に読んでしまいました(笑。
これほど読んでいて楽しい参考書に出会ったことはない。古典文法が、自然と頭に入っていく。私が出会った参考書の中では最高傑作と思う。私は、実際に望月さんの講義を聞いたことがあるが、講義は、この本よりももっと良い。まあ、これは、どんな本にも言えることだが、講義に勝る本はなし。<BR>さらに付け加えると、受験勉強は、暗記が大事。受験勉強していて、暗記することは辛い。特に参考書を頼りに独学している人にとっては辛い。その辛さを乗り超えて暗記しないと受験戦争を勝ち抜けない。この本を、ただ、読むだけでなく暗記しながら読まないと力はつかない。<BR>また、この本は助動詞から始まるので、この本を読む前に、用言の活用の種類、活用、係り結びなど基本的な事は、教科書などを使って、覚えておく必要がある。<BR>読んだ後は、「基礎から学べる入試古文文法」などで問題を解いて、記憶を定着させるのが良いと思う。
僕は入学当初から古文がかなり嫌いで全く勉強せず、その成績は絶望的なものでした。学校の文法書はわかりにくいことに加え、他の参考書も自分にはあまり理解できない状態でしたが、1年生の秋にこの本をやり始めてからは古文の成績がぐんぐん伸びて、一ヵ月後には某模試の国語で偏差値70をこえることができました。これは極端な例ですが、それからは参考書の威力に味をしめ、大量に買った今でも、未だ僕にとってこれを超えるものには出会ってません。