今まで市販されていた本とは比較できないほど、大変よいものでした。<BR>韓国語の学習本としては入門者から上級者まで使用できる大変便利な内容になっています。仕事場で韓国語を使用する機会が多いのでいつも引き出しの一番上に入れてあります。
単語数も多いが、使いたい時にどう使って良いか迷うような所に適切な用例が入っているところがよい。「歯が疼く」などは使うチャンスが多いが、そういうときに限って、用例が見つからず困るからだ。<P>単語は微妙なニュアンスの違いまで触れている。自分を指す「ナ」と「チョ」など、時々どちらを使って良いか悩むこともあるが、この本では使う場面について説明が入っている。さらに囲み記事などに多くの解説が書かれている。<P>単語の数だけでなく、これらに書かれている情報を組み合わせると、韓国語をこえて韓国文化や歴史などより幅広いところにまで目が向けられていくように思う。文化を支えにしてこそ語学も深まることをあらためて認識させてもられた本だ。
これ1冊を勉強したら,単語力はたぶん誰にも負けないぐらい付くと思います。ただ「マスカラ」「マスゲーム」があるのに「マスク」がなかったりと,必要だが抜けている単語(これは次回に補充してください)も多々見受けられます。索引も,カタカナと漢字がアイウエオ順で配列されていて,チョットみにくいと思いました。カタカナはカタカナだけで前に持ってくるとかした方がいいのでは。各単語の下に付いている一口メモはとても役に立ちました。辞書などでははっきり分からないその単語の使い方や,派生語などが書いてあって便利です。次回は言い回し,表現力辞典」を期待します。