小林聡美さんが好きなので、楽しみにして読み始めました。確かに、語り口の軽妙さやユーモアは評価に値しますが(無理に面白くしようとしている感がありますが)、内容はどうなのかと思います。小林さんご自身の体験がありのままだからなのでしょうが、これでは誰もメキシコに行きたくなりません。楽しい旅(本)と言っても、本当に楽しいのではなくて、トラブルや不快なことを「あとになったら笑い話」として扱っているだけです。行きたい気持ちにさせるのは必須条件ではありませんが、旅行記を読んでその国をイヤに感じたのは初めてです。残念です。
2回ほど読みました。通勤の帰り電車の中で小林さんを通してのメキシコの旅をし、心地よく楽しい時間を過ごしました。メキシコのイメージの実際とのギャップや料理のこと、疲れているのにはりきっている地元のガイドさん・・・おもしろかったですよ。
さすが有名脚本家の奥さんだけあって、<BR>「やっぱり猫が好き」に代表されるような演技力だけではなく、<BR>エッセイストとしてもすばらしい!<P>私も先日アメリカ旅行中に携帯していましたが、<BR>流れるような文体で非常に楽に、<BR>また楽しく読むことができました。<P>あのとぼけた感じもエッセイに良くでていますよ!<P>ちなみに題名「ほげらばり」は<BR>Forget about it!の意だそうです。