このジャンルの本は、滅多に読む気になれないのですが、なぜかタイトルに惹かれて買いました。ストーリー仕立てでとても読みやすかったです。<BR>ビジネスマンのサクセスストーリーという捉え方よりも、私は人生をいかに楽しく過ごすか、そのきっかけを教えてくれているように感じました。手放せない本の中の一冊になりました。
目標を設定して、計画を立てて、一歩づつ進んでいく。<BR>一つのことに集中する。<BR>会社で仕事をしていた間、こうした考え方が、あたりまえだし、唯一正しいと思っていた。<P>しかし、会社を辞め、いろいろ別の世界に接するうちに、そうではないことに気付いた。<P>状況に応じて、目標も変わり得るし、そもそもなにか一点に向かって進むと言うスタイルは、現代ではリスクが大きすぎる気がする。<BR>いろいろなことをやってみる方が良いし、いろいろな人と話すことは、思った以上に実りが大きい。<BR>多言語、多文化、多宗教・・・、一筋縄でいかない・・状況は、実は心地よいものかもしれない・・。<P>本書のメッセージも、基本的に同じことを言っているように思う。<P>だから本書は、単に成功するためのノウハウを語っているのではない。もうすこし広く、人間について、否、人間の不思議さについて、なにか大切なことを語ろうとしている。
常務、部署のめんつ全員に読ましています(勉強会もする予定。ちなみに私は係長です。)。「サラリーマンになる為の教育は受けてない」等アメリカでもそうなんだと変なところに関心しました。試す事は重要ですが、なにをどう試したらいいのか、試すことそれ自体にどう気づけるのか様々な事例を通してかかれているところが気に入りました。チャレンジできる場所をもてれば仕事も人生も楽しいですよね。