出典を見ると結構前で、今は無い建物が取り上げられていたりするけれど、内容的には全然古びてない乙女による建築、環境考察の1冊。少し重めだけど私はこの本を一人旅の時のお供にする。旅先に向かう乗り物の中でこれを読むと、旅心のモチベーションが上がり、見る対象を丁寧に見る目線やちゃんと感じたことを記録にとる勤勉な魂がふつふつと滾ってくるから。<BR> あらゆる分野に乙女が進出、執筆している今はやっぱりいい時代だな、と思う。
このような本の誕生こそ待っていたのかもしれない。<BR>なんといっても、20代の女性によって書かれたという点が特権的にすばらしい。これはひとつの≪事件≫である。<BR>雑誌連載時から愉しんでいましたが、1冊にまとまったものを手にとってパラパラめくる快感はやはり言い表すことがなかなかどうして難儀。<BR>テクストはすこしも晦渋な理論に拘泥することなく、透明性が支配する。さっすがモデル!!写真もGOOD。<BR>とにかく、私もふくめて、建築ビギナーの若い女性にはゼッタイぜったいお薦め!この本を武器にしたカッコイイ女性がもっとふえたらイイナ。
表紙の写真(そのままポストカードになっている)<BR>を気に入って、購入しました。<BR>値段が高い気がしたので、星★4つ。<BR>中身は、見た目よりもボリュームがあるように感じました。<BR>透明ケースに入った本です。<P>写真がきれいです。<BR>作者おすすめの建物が紹介されています。<BR>建物メインのページだけでなく、旅の紀行ページもあり、<BR>バランスが良いです。<BR>建物と旅が好きな人は、どうぞ。<BR>旅のページは、一緒に旅に出たような気分になれます。<P>個人的な感想を言えば、かわいい本だと感じました。 <BR>読み終えたら本棚にしまって、時々取り出して見たい本です。<BR>中身が詰まっていて、音楽CDで言うと、<BR>「ファーストにして、ベスト」アルバム、という感じでしょうか。