中学英語レベルの基本構文が口をついてスラスラ出てくるようになったら、次のステップは出来るだけ多くの定型表現を覚えることです。そのための教材としてオススメなのが本書です。<P>本書の最大の特徴は、別売の音声教材の構成です。日本語→ナチュラル・スピードの英語→ゆっくりした英語、という3段階で、使ってみればわかるのですが、これは中級者がシャドーイングをする際に最適の構成です。日本語部分で意味を、ゆっくり英語部分で英語の文を、ナチュラル・スピード部分で英語の音を、それぞれ確認できるからです。本書の発刊後、似たようなコンセプトの書籍(CD付の表現辞典)が何冊も出ましたが、この音声教材の構成という点で、本書がベストだと思います。<P>全部でCD6枚、収録6時間の大作ですが、全体を3回程度、合計18時間くらいシャドーイングすれば、だいたいの内容は覚えることができるでしょう。<P>なお、本書は「辞典」というタイトルですが、当然のことながら、全ての表現を網羅している訳ではありません。本当に網羅的な英会話辞典など作れないし、仮に作っても教材としての意味はないでしょう。ですから、「○○という表現が載っていない」という理由で本書を批判するのは的外れです。重要なものからどんどん覚えていくのが正しい学習態度だと思います。<P>本書の唯一の欠点は、値段です。この点はちょっと看過できないので、値下げへの期待を込めて星4つ。
英検受験(2級)のため口語表現を覚えるために子供に与えてしまって自分<BR>のが無くなったので再購入。英語の基本は中学3年の教科書で十分であるが<BR>生活英語表現となると、そうはいきません。実際にアメリカ生活の長い著者<BR>ならではの内容。主表現に対して、同意表現沢山あり、こうも、ああも言える<P>と言った状態。日常生活は言うに及ばず、海外旅行、ビジネスレター、諺等、の豊富な言いまわしがあり、正しくその場に即した表現集である。学習英和辞典にもこの内容が取り入れられる日もそう遠くない日が来る事を希望します。<P>この辞典にはCDが別売されていて、主文をネイチブが、最初にノーマルスピードで、続けて2回目は確認用にスロースピードで吹きこんでいます。これを寝しなに毎晩聞きながら寝ています。また平行して手帳に全文を写しています。國際交流会主催の外国人との集いに多いにその効果を発揮しています。
ワーホリで海外に行く前に家庭教師の兄に薦められて購入。友達との会話にはあんまり役に立たなくて困っていたが外人と一緒に住んでみた時初めてこれの力が発揮できた。それ以来手放せない1冊。日常会話から電話での会話、手紙など幅広くのっているので買っても損はないでしょう。どちらかというと友達との会話より日常的なことが主なので海外へ行く友達には必ず薦めて喜ばれています。