「コーチングとは...」という問いにシンプルに答えたのが本書である。心構えや聞く姿勢といったものは、すぐにでも実践できるものばかりである。<P> 個人的には、“クリエイティブ・リスニング”の項と“効果的な質問をつくるためのポイント”が役に立った。<P> コーチングの「相手の自発性を引き出す」という視点は、すべてのコミュニケーションに必要なことであり、肝に銘じたい。
ご存じの方もいると思いますが、<BR>「コーチング・マネジメント」の図解版です。<P>内容は原書に沿って、それを図解する内容になっていて、<BR>原書を読んだ人にとっては、先生の板書を見ているような感じ。<BR>短時間で全体を復習できるという意味では良書と言えます。<BR>初めてコーチングを学ぶ人にとっても、<BR>ビジュアルに訴える同書は、入門としては最適な1冊だと思います。<P>薄い本だけに、コーチングの技術論の展開が多く、<BR>「なぜ?」の部分が手薄に感じました。<BR>もともと、コーチング本はどれもこれも、技術論に走るので、<BR>説明不足(出来ない)が目につくのですが・・・<BR>同書の場合、原書と図解の2冊読んで丁度良いと感じました。<P>お金に余裕があれば、是非とも原書と併せて読んで下さい。<BR>お金に余裕がなければ、原書を優先して読んで下さい。
見開き右ページにテーマとなるコーチング理論が簡潔に記載されており、左ページの図解でイメージとして感覚で理論がつかめるように工夫されている。<BR>すべて読みきるのにそんなに時間は必要とせず、また読みきった時には、早速明日から実践してみよう・・・と思う。<BR> 全く上手い具合に、著者の目論見にはまり、「知ってしまった理論を実際に行動に移してやろう」と思わせる、というコーチングを自らも受けてしまっていた。