著者の山岡先生は中学生に数学を教えておられるそうですが,この本で貫かれている因果関係を論理的に説明する手法はそういった経験が生きているのでしょう。<P>この本では至る所で著者からの問いかけがあります。ここではこういう農業が盛んだ,何故か?という具合に。それに対して明確な答えを示してくれる講義は本当によく理解できます。また各章の後ろには講義内では扱っていないことも含め,センター必出レベルの事項がテキストとしてまとめられており,情報量の少なさという講義系の本の弱点をうまくカバーしています。個人的にはテキストは別冊にしてくれた方が使いやすかったかな?という気はしますが…。<P>なんにしても今のところゼロから初めてセンターレベルまで到達可能な地理の参考書はこれ以外に見当たりません。
読んでて飽きない事、すらっと頭に入る事、勉強してるという感覚にさせない事、全てがお薦めできる参考書です。先生も格好えぇし、いや微妙かも
講義調の文章と、まとめのテキストが、<BR>バランスよくまとまった参考書です。<P>知識が全くなくても、読み進めることができる<BR>本当になじみやすい1冊です。<P>赤のチェックシートもついて、覚えるところも<BR>明確ですし、<BR>上巻とあわせて読めば、<BR>基礎力はしっかりつくと思います。