行動観察記録表というチェック項目があるのですが、とても参考になりました。指差しにもいくつかする種類があり、事細やかに説明されていて分かりやすいです。いろいろ似たような障害がいくつかあり判断に迷ったりしていましたが。この本のおかげで心配ばかりするのではなく、新しい道が拓けそうです。
健診ではボーダーの子の親には様子を見ましょうと言うだけで,具体的なアドバイスはできない場合がことが多くないですか?<P>お母さん達は様子をみるって言ったって,何をみていけばいいのかわかりません。家で子どもにどのような関わり方をしたらいいのか,どんな遊びをすれば子どもの発達を促すことができるのか,具体的なアドバイスの方法が書かれています。母子保健に携わる人には読んでほしい1冊です。
健診をはじめ、いくつかの場面で「言葉が遅いのだけど」という相談を受けることがある専門職、特に親子教室などの療育に携わる方は、手元に置くべき1冊かなと思いました。発語だけにとらわれない発達の捕らえかた、「待てば言葉の出てくる子」なのかもう少し遊びの刺激を積極的に取り入れたほうがいいタイプか、判断に迷うこともあるかと思います。「お母さんがもっと話し掛けて」としか対応できないというのも親子をきちんと支援できません。悩める親子に暖かい姿勢で書かれたこの本は、母子保健関係者が早いうち読んでおいてもらえたらな、というものです。