本書で特に新しく理解・得られる情報はこれといってないのだが、<BR>上京した際に六本木ヒルズを見学など行くような<BR>機会がある方には、全体観を事前に頭の中に<BR>いれておくには好都合な書。<P>目の前に広がる景色とそこで働く人々とを<BR>オーバーラップさせるのもよいのではないか?
多くのレビューアーが書いているとおり、中身が薄いのはそのとおりなのですが、気軽に読めるのも事実です。<P>堀江や三木谷はともかくとして、レインズの西山やシークエッジの白井なんて名前を知っている人以外は、そうなのと思う部分もあるでしょう。成功した起業家の話というのは、それだけでそれなりにおもしろいのです。<P>ビジネス本として読むのではなく、ミーハー本として読めばいいでしょう。
本も薄いのですが、内容はもっと薄いです。<BR>若き起業家の成功物語が極々簡単に書かれています。<BR>起業して成功するまでにはさまざまな苦しみや努力があると思うのですが(現にこの本に書かれている方がご自分で書いた本などを読んでみても感心、感動できるほどの物語がある)そんなものはほんの数行、数ページで終わってしまう。<P>巻末の参考文献を見ると、各社長さんの書かれた自伝や雑誌のインタビュー記事からまとめたのではないか?と思われるくらい、どこかで読んだような内容ばかりでした。<P>そういう本を読んでいない方、読書が嫌いな方で、でも成功物語を知りたいという方にはいいのではないでしょうか。<P>読書ではなく、ちょっとつまみ読み程度に考えて読んだ方がいいです。