フランスにあるポンピドーセンター。<BR>こんなところにリサちゃん家族はすんでいるのです。<BR>ちょっとガスパールのおうちとは全然違うんだけど・・・<P>一度行ってリサちゃんを探してきたい。
パリのポンピドゥーセンターが舞台です。<BR>実際にある建物なので、「パリに行ったら寄ってみようかな?」とか思っちゃいます。柱の陰からリサが見てるような気分になれそうな気がして。<BR>ガスパール一家がベニスに行くお話(未訳)もゴンドラが出てきたりしてます。
「リサ・シリーズ」第9弾。リサが、住んでいるおうちを紹介してくれます。その家とは、なんとパリに実在するポンピドゥーセンター。2人の建築家がつくった、世界的な観光名所です。リサは、他のシリーズと同じように、今回もやんちゃぶりを発揮します。子供が見て真似をするのではないかと、ちょっとひやっとしますが、最後には彼女なりに反省するので、安心して読み聞かせられます。ただ、パイプのおうちや、パパの手作りの「すべりだいベッド」がかわいいので、「これがほしい~!」とおねだりされる覚悟が必要かもしれません。<P>ところでこのシリーズ、英語版もあるんですが(原書はフランス語です)、翻訳される順番が日本語版とは違うようです。「Gaspard on Vacation」「Gaspard at the Seashore」の2冊は、まだ日本語版がありません。私は、リサも好きだけどガスパールのファンなので、ガスパールが主人公のこの2冊が翻訳されるのが楽しみです。