情報収集力向上のための素晴らしい本だと思います。<BR>一般的な速度法のようにオカルトではなく、脳の構造とビジネスでスピードを要求される我々の現実をうまくとらえた手法ではないでしょうか。<BR>ビジネスと会計の勉強の両方で利用していますが、マインドマップとディッピングが非常に参考になっています。<BR>確かに今までよりも数倍の本を読めるようになっています。英語の本もそんなに英語ができるわけではありませんが、同様です。正確に描写すれば、読めるようになるのではなく、処理するスピードが増したと言った方がいいかもしれません。<BR>すなわち、いつか読もうとかこれ大事そうだからとっておこうという雑誌や書籍を、今の自分の問題意識を解決する上で必要な部分だけを本から抜き出し、仕事等で活かせるようになります。<BR>例えば、先日香港に行って、中国株関連の雑誌を3冊買いました。今までなら雑誌は英語だし読まずに家の本棚に飾っておくのが通例です。しかし今回は、今自分が本当にこの雑誌から得たい情報は何かまず自分に問いかけ、4月にどの株を買えばよいかが分かればそれでこの雑誌は捨てても良いという結論に達し、飛行機の中の4時間で雑誌3冊はすべて処理することができたのです。<BR>ただ、こう書いている私も、フォトリーディングは実行していません。右脳に直接インプットと言われてもそれをする時間がもったいないから、いつもいきなりディッピングといって斜め読みを実行し、必要な部分のみを抜き出す毎日です。<BR>皆さんの参考になれば幸いです。
この本のトレーニングは、本に書いてある重要と思われる情報をいかに効率よく処理し、記憶にとどめておけるかといったトレーニングを紹介しているので、この本のとおりに訓練したからといって早く読めるようにはなりませんが、情報処理と記憶の歩留まりは良くなると思います。
普通の読書法は、「1冊通読読して要点を把握して満足」する。<BR>だから、普通の人はつん読して要点だけを把握してもなにか物足りない。<BR>1冊を通読していないから、お金がもったいない気がする。<P>フォトリーディングと称するこの方法は、この「物足りなさ」を解消する。<BR>「準備」「プレビュー」「アクティベーション」とこれでもかと本の要点<P>をつかむ作業をする。だが、1冊を通読していないのでなにか物足りない。<BR>ここを埋めるのが「フォトリーディング」という作業だ。<P>1冊通読していない物足りなさを、このパラパラが解消してくれる。<BR>そう、読んだ気にさせてくれるのだ。1冊読んだのと変わらない<BR>満足を与えてくれる。それ以上の意味はないように感じる。