「珠玉」ってなんて読むんだろう?興味を持ち、「本質を見抜く」というサブタイトルに惹かれました。プログラマーならば、アルゴリズムが重要であることは誰もが知っている、そしていくつかのアルゴリズムを知っていることだと思います。しかし本書を読むと、なぜアルゴリズムが重要なのか?どうすれば高速化できるのか?わかりやすくなるのか?メモリを減らせるのか?といった疑問が解き明かされていくのです。ページをめくる毎に”納得!”させられます。今までの漠然とした理解ではなく、本質を見抜いた理解に達すると、視界が開け非常に気持ちがいいものです。<BR>だまされたと思って、一読ください。決して損はしません!!
今までいろいろなアルゴリズムの本を見てきましたが、<BR>ほとんどが理論的であり、眠気を誘うものばかりでした。<P>この本は、アルゴリズムが何であるか?データ構造とは?を<BR>根本から解説しているのですが、プログラマであれば、<BR>非常に興味をそそられる内容になっています。<BR>サンプルプログラム等は、CやC++で書かれていますが、<P>他の言語しか知らなくても十分理解できるレベルです。<P>参考本情報が豊富にありますし、少しずつ読んで見ようと思います。
今まで、アルゴリズム関係の本をいろいろと読んできた。しかし、この本は何なんだろう。自分ではベストだと思っていたアルゴリズムが、かなりの確率で否定される。<P> 「これ以上は無理かな?」と思っていた巨匠アルゴリズム+自己流アルゴリズムが、それ以上の高効率で処理されている。あるいは、「出来ないよ、そんなこと!」を「可能」にしている。まさに、「思い込み」は禁物だということを改めて感じさせてくれる、アルゴリズムにこだわる人には、まさに「目のウロコが落ちる」一冊。「速い」と「メモリを食う」は相反しないことに気づかされる。<BR> 近年のコンピュータの高速化により、アルゴリズムの効率が無視されがちな企業プログラマには是非とも読んでいただきたい一冊。<BR> パズル的な面もあるので、アルゴリズムとパズルが好きな方は是非とも手に入れるべし!