Scott Meyerの「Effective C++」の形式を踏襲し、57の格言(?)にまとめたすばらしい本です。似たようなテーマを扱った本は他にもありますが、2001年9月現在で最新のものである(まだベータ版であるバージョン1.4についても言及されています)ことや、扱っている範囲と内容が充実しているにもかかわらず、コンパクトであることから、一押しだと思います。Java言語について一通りマスターしたら、次に読むのはこれでしょう。<P>著者のBlochはSunのアーキテクトとして実際にJavaライブラリを設計、実装している人ですので、Javaライブラリに対する鋭い考察、本当はこうするべきだったという指摘は的を得ていて、なるほどと思わせます。この本が対象としているのはJ2SEの範囲に限られていますので、是非、J2EEをターゲットとした続編を出して欲しいです。
原著者のJavaへの深い造詣に感嘆する一冊です。<BR>扱う範囲は広いですが、中でも<BR>Objectクラスのメソッドの使い方が勉強になりました。<BR>将棋で言うと、「歩をいかに使いこなすか」みたいな感じ。<P>ただ、内容が難しいことも確かですが、<BR>不自然な訳文が<BR>リズミカルに読み進めることを妨げている気がします。<P>内容が良いだけに、訳文が非常に残念で、星1つ減点。
内容自体はとても有用なものだと思います。<BR>ただ、翻訳がひどいです。日本語を読みながら、英語の原文は<BR>なんて書いてあったかを予想しながら読まなければ理解できません<BR>でした。まるでコンピュータが翻訳したみたいです。<BR>内容が良いだけにとても残念です。<P>英語に自身のある方は、原著を読むことをお勧めします。