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| 輸液療法の進め方ノート―体液管理の基本から手技・処方までのポイントがわかる実践マニュアル
(
杉田 学
)
一般的な書物では、各疾患・症候ごとに輸液のイメージが書かれていることが多く、それをそのつど拾い読みして覚えていくことが多いでしょう。これでは、どうしてもパターン対応の知識で終わってしまいます。その点、この本で輸液に関して順序立てた知識を仕入れておくことは、応用力を何倍にも鍛えることにつながります。<BR>まずは電解質や浸透圧に始まり、バランスはどのようにして成り立っており、どの組成の輸液を使うとどのようにバランスが変化するのか、そういった一連の流れをたやすく掴める作りになっています。<BR>また、疾患ごとの輸液に関しても、何故そのような組成・量が必要とされるのかを、"輸液の面から疾患を眺めて"解説して下さっている点が素晴らしいと感じます。<P>病院で毎日沢山の輸液が行われておりますが、"人の好み"と言うほど実際の臨床で行われている輸液はいい加減です。もちろん、大半の患者さんはそれでも特に問題も無く済んでしまいます。そうした指導医の輸液法を丸呑みしているだけでは、特殊なケースへの対応を誤ります。<P>こうした本でしっかりとアウトラインを掴んでおくことが、後々に活きてくることは言うまでもないでしょう。
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