この本では、9人のホテリエの半生に触れながらそれぞれの様々な生き方・仕事論が綴られています。今の姿に至るまでは皆さんそれぞれ色々な道を歩んで来られた訳ですが、共通して言えることは「諦めない」「変化を恐れない」ことだと思います。当たり前のようで普段ともすれば忘れがちなことを、この本は教えてくれます。これからも度々読み返して、また勇気をもらいたくなります。ホテルを目指す人、ホテルで働く現役スタッフ、以前ホテルで働いていてまたホテルに戻りたいかもという人、そして全ての世代にお薦めします。
いま、注目の星野リゾートの星野社長や、伝説のホテルマンとして有名なウィンザーの窪山哲雄氏が登場していたので、読んでみましたが、本書は予想外に面白かった。ビジネスだけでなく、密着取材している9人のホテリエの人となり、ビジネス哲学、生き方に、唸らされたり、共感させられたり、泣かされたり、笑わされたり・・・、ホテルの人は、実にアツイ! 自分もホテルビジネスをやってみたい、そんなこと感じさせる傑作です。
この本はホテルだけでなくサービス業界に携わる人、すべてにお勧めすべき本だと思った。<BR>力のあるホテルマンのビジョン、苦悩、人間性までも赤裸々に語っているからだ。飾りない力強い彼らのメッセージに何度も胸打たれた。<BR>これから自分のサービス、方向性に迷ったときには必ずページを開いて読み返すと思う。