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| 女子大生会計士の事件簿2
(
山田 真哉
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会計士の出てくる小説っていうと近づきにくい気がしていましたが、すんなり読めました。<BR>ストーリーもよく考えられてると思うし、わかりにくい専門用語も注釈があったり、巻末に用語集があったりするので、読みやすかったです。<BR>社会人や学生の方、誰が読んでも勉強になると思います。 個人的には2巻に収録されている作品の方が、ストーリー展開が面白かったです。<BR>『騒がしい探偵や怪盗たち』や『12月の祝祭』は秀逸です。<P>特に阪神大震災やルミナリエを舞台にした『12月の祝祭』は思わず涙があふれました。<P>泣けるビジネス小説というのは、おそらく数多くあるビジネス小説のなかでも初めてではないでしょうか。<P>この『女子大生会計士の事件簿』は、ビジネス小説の世界を変える革新的な本であることには異論はないでしょう。<BR>とにかくぜひ一度読んでもらいたいです! 1巻がよく出来ていたので2巻も買いました。会計トピックの数とレベルは1巻より低いように思いましたが、もっと素人がとっつきやすい内容になっているように思います。
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