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| 米内光政と山本五十六は愚将だった―「海軍善玉論」の虚妄を糺す
(
三村 文男
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山本五十六、米内光政は、海軍好きあるいは海軍崇拝者でから神様のごとくあがめ立てられている。しかし、事実はその逆であり、数知れない犠牲者を出した張本人である。人間の本当の勇気とは、事実を知り、良い結果を導くことであろう。<P> 従来、彼らは英雄されていた。しかし、どう考えても不可解な行動と結果からおかしいと感じていた。この本を読むことで、その疑問は氷塊した。<P> 現在、政治家、官僚による無責任な政治・行政や彼らのたかり行為によってわが国では苦境が続いている。この本を読むことで、これらの一因にもつながる、指導者の無自覚・無責任・無能さということが具体的に理解できる。
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